メールが送信出来ない場合について (POP Before SMTP)
POP Before SMTP とは
メールを送信するときは、電子メールソフト(Outlook Express等)はSMTPサーバと呼ばれる
コンピュータに接続してメール送信を行います。
通常、SMTPサーバはメールアカウントやメールパスワードを必要とせず
メール送信を引き受けてしまうので、この状態ではABA会員以外の人がABAのネットワークの
外から、このコンピュータを利用してメールを送信できてしまいます。
いわゆるSPAMと呼ばれる、宣伝などのため無作為に送りつけられる迷惑メールは
この仕組みを悪用して他人のSMTPサーバを利用して送る例が多く報告されています。
このような迷惑メールを防ぐためにもABAでは、通常の状態では、ABAのネットワーク以外
(他のプロバイダや会社・学校のネットワーク)からはメールの受信は認めても
送信は認めない仕組みとなっています。
POP Before SMTPとはまず、POPサーバでユーザのメールアカウントとメールパスワードを
確認してからメール送信を行う仕組みになります。
この仕組みを導入することで、ABA会員の方が他のプロバイダや会社からABAのメール(入会時に取得されたメールアドレスや複数メールアドレス)を送信することが可能となります。
メールが送信出来ない場合の確認について
メールの送信が出来ない場合、POP Before SMTPの仕組みが原因の場合がございます。
その場合、以下の点をご確認下さい。
- メール送信の直前(30分以内)にメール受信動作を行ってください。
- 受信動作を行った時と同一のIPアドレスのコンピュータから送信を行ってください。
- ダイヤルアップ接続の場合、受信動作を行った後に接続を切らずに送信を行ってください。
- ABA以外のプロバイダ(nifty,ぷららなど)に接続してABAのメール送信する場合、そのプロバイダが「OP25B」と呼ばれるSPAM対策の仕組みを導入している場合には、「POP before SMTP」を利用しても、ABAのメールを送信することはできません。
その場合はこちらのページを参照のうえサブミッションポートの設定を行って下さい。